仮想通貨とは、インターネット上でやりとりされる電子的な通貨のことです。
ビットコインやイーサリアムなどのメジャーなコインからマイナーなコインまで、さまざまな種類の仮想通貨がありますが、取引所によって売買できる銘柄とその数は異なります。
そこで、今回は国内の仮想通貨取引所を取り扱い銘柄数で徹底比較し、ランキング形式でご紹介していきます。
また、記事の後半では銘柄数が多い仮想通貨取引所を選ぶ際の注意点や、銘柄数に応じた投資戦略のコツなどを解説していますので、興味がある方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
国内仮想通貨取引所の取扱銘柄数比較ランキング
総合スコア(ランキング根拠)について
ランキングの根拠となる総合スコアは、仮想通貨取引所を選ぶ際にポイントとなる「取り扱い銘柄数、取引手数料およびスプレッド、流動性および取引量、レバレッジ取引の有無、サポートや機能の充実度、取引所の信頼性」などを総合的かつ相対的に判断し、当サイトが独自のアルゴリズムを用いて100点満点で算出したものになります。
1位:DMMビットコイン
2位:bitbank(ビットバンク)
3位:GMOコイン
4位:Coincheck(コインチェック)
5位:BITPOINT(ビットポイント)
銘柄数が多い仮想通貨取引所のメリットとデメリット
仮想通貨取引所によって、取り扱っている銘柄やその数もバラバラですが、できるだけ取り扱い銘柄数が多い取引所を選んだ方が投資の選択肢も増えて良いんじゃないかと考えている方も多いのではないでしょうか。
以下では、銘柄数が多い仮想通貨取引所のメリットとデメリットについて詳しく解説します。
メリット
銘柄数が多い仮想通貨取引所の最大のメリットは、投資の選択肢が広がるという点です。
仮想通貨はそれぞれに特徴があり、価格の動向も異なります。例えば、ビットコインは最も有名でメジャーな仮想通貨ですが、その分価格変動も大きくなっています。また、イーサリアムはスマートコントラクトという技術を利用しており、さまざまな分野で応用されています。また、新興の仮想通貨は低価格で購入できる可能性がありますが、将来性や信頼性も不確かです。
このように、仮想通貨にはそれぞれにメリットやデメリットが存在するため、銘柄数が多い仮想通貨取引所では、自分の目的や予算に合わせて、最適な仮想通貨を選ぶことができます。
デメリット
銘柄数が多い仮想通貨取引所のデメリットは、情報収集や分散投資が大変になるという点です。
仮想通貨は非常にボラティリティ(変動幅)が高く、市場やニュースに左右されやすい性質を持っています。
そのため、投資する前には各銘柄の特徴や価格動向を正しく把握する必要があります。しかし、銘柄数が多いということは、情報量も多いということであり、すべての銘柄について詳しく調べることは困難です。
また、仮想通貨投資では一つの銘柄に偏らずに複数の銘柄に分けて投資する分散投資をすることが推奨されます。これにより、一つの銘柄が暴落しても損失を抑えることができます。ただ、銘柄数が多いということは、分散投資する銘柄の選択も難しくなるため、どの銘柄にどのくらいの割合で投資するかを決めるには、自分のリスク許容度や目標利益などを考慮する必要があるでしょう。
銘柄数が多い仮想通貨取引所を選ぶ際の注意点
銘柄数が多い仮想通貨取引所にはメリットやデメリットが存在しますが、それだけで取引所を選ぶ判断材料にするべきではありません。
銘柄数以外にも、取引所を選ぶ際には以下のような点に注意する必要があります。
取引手数料やスプレッドを比較する
取引手数料とスプレッドは、仮想通貨取引にかかる費用のことです。
取引手数料とは、取引所で仮想通貨を売買したときに発生する手数料のことで、スプレッドとは、売値と買値の差額のことです。これらの費用は、取引所によって異なり、一般的には銘柄数が多い仮想通貨取引所では、取引手数料やスプレッドも高くなる傾向があります。
これは、銘柄数が多くなることで、取引量や流動性が低くなる可能性があるからです。そのため、銘柄数が多い仮想通貨取引所を選ぶ際には、他の取引所と比較して、取引手数料やスプレッドが妥当な値かどうかを確認する必要があります。
取引所の信頼性やセキュリティを確認する
信頼性やセキュリティは、仮想通貨取引所が安全かどうかを判断する重要な要素です。
信頼性とは、取引所が法律や規制に従って正しく運営されているかどうかを示す指標のことであり、日本では仮想通貨交換業者として営業するには金融庁から登録を受ける必要があります。登録されている取引所は、金融庁から厳しい監督や検査を受けるため、信頼性は高いといえるでしょう。
セキュリティとは、取引所がハッキングや盗難などの攻撃から仮想通貨を守る能力のことです。例えば、コールドウォレットやマルチシグなどの技術を使って、仮想通貨をオフラインで保管することで、ハッカーの侵入を防ぐことができます。
また、二段階認証や複雑な暗号化などの方法で、ユーザーのアカウントや個人情報を保護することもできます。セキュリティの高い取引所は、ハッキングや盗難などの被害を回避することができるため、銘柄数が多い仮想通貨取引所を選ぶ際には、取引所の信頼性やセキュリティについても確認する必要があるでしょう。
銘柄数に応じた投資戦略のコツ
銘柄数が多い仮想通貨取引所には多様な投資先を選択するチャンスがありますが、それだけでは投資成果にはつながりません。
以下では、銘柄数に応じた投資戦略を立てるコツについて詳しく解説します。
銘柄数が多い場合
銘柄数が多い場合は、自分の興味や投資目的に合わせて銘柄を絞り込むことが重要になります。
すべての銘柄に目を向けることは現実的に不可能であり、時間と労力を無駄にすることになるため、自分が仮想通貨への投資で何を求めているかを明確にしておきましょう。
例えば、安定した利益を得たい場合は、市場シェアや流動性の高いメジャーな銘柄に投資すると良いでしょう。逆に、高いリターンを狙いたい場合には、将来性や革新性の高いマイナーな銘柄に絞って投資するようにしましょう。
銘柄数が少ない場合
銘柄数が少ない場合は、他の取引所やサービスを併用することが重要です。
銘柄数が少ないということは、投資の選択肢が限られているということであるため、自分の目的に合った銘柄が見つからない可能性があります。
そこで、他の取引所やサービスを利用することで、より多くの銘柄に投資できるチャンスを手にすることができます。また、取引所以外にも、仮想通貨に関するサービスは多数存在し、仮想通貨の貸借やステーキングなどのサービスでは、利息や報酬を得ることができます。
よって、銘柄数が少ない場合はこれらのサービスや他の取引所などを併用することで、より多様的に仮想通貨へ投資することができます。
仮想通貨取引所の銘柄数に関するよくある質問と回答
まとめ
今回は国内の仮想通貨取引所を取り扱い銘柄数で比較し、ランキング形式で紹介してきました。
仮想通貨取引所の取扱銘柄数は、これから仮想通貨へ投資する方にとって重要な要素の一つです。
銘柄数が多い仮想通貨取引所にはメリットだけでなく、流動性が低くなりやすいなどといったデメリットも存在します。また、銘柄数以外にも、取引手数料やスプレッドなどの各種手数料、取引所の信頼性やセキュリティなども取引所選びの際に考慮しなければいけない点です。
国内の仮想通貨取引所の取扱銘柄数に関する情報や、取扱銘柄数に応じた投資戦略の立て方について興味がある方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね!
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