- Bitgetってどこの国の取引所なの？
- 安全性や信頼性は大丈夫？
- 日本から使っても違法じゃないの？
本記事では、Bitgetがどこの国・地域で運営されているのかを中心に、実際の所在地・運営会社の情報から安全性、評判、使い方まで徹底的に解説します。
特に、日本人ユーザーが知っておきたい「金融庁の規制との関係」や「KYCの有無」など、最新の規制情報にも対応した内容となっています。
さらに、Bitgetのメリット・デメリットを初心者向けにわかりやすく整理し、実際に使い始めるまでの手順や注意点も網羅しているため、仮想通貨取引所選びに悩んでいる方、Bitgetを検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。
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仮想通貨取引所のBitget（ビットゲット）とは？
Bitget（ビットゲット）は2018年に設立されたグローバルな仮想通貨取引所です。
もともとはシンガポール発のプラットフォームで、先物取引やコピートレード機能に強みを持ち、近年ユーザー数を急増させており、現在では世界150以上の国と地域でサービスを提供し、登録ユーザー数は1億人を超えています。
取扱っている仮想通貨の種類も非常に豊富で、800種類以上もの仮想通貨（BTCやETHをはじめ多数のアルトコイン）に対応しています。
また、Bitgetは特にデリバティブ取引に注力しており、最大125倍レバレッジの先物取引やオプション取引を提供し、プロトレーダーから初心者まで幅広い層に利用されています。
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Bitgetはどこの国の取引所？運営会社と所在地
Bitgetはシンガポールで設立され、現在は本社をセーシェル共和国に置く海外仮想通貨取引所です。
運営会社は「Bitget Global Limited」という名称で、セーシェルに登記されています。
設立当初（2018年）はシンガポールが拠点でしたが、グローバル展開に伴い2022年末～2023年頃に主な拠点をセーシェルに移転し、現在でもシンガポールやドバイに支社を構えつつ、世界展開を進めています。
Bitgetは急速な国際展開の中で各地域でのライセンス取得にも力を入れています。
以下に主要な国・地域とBitgetとの位置付けをまとめているため、参考にしてみてください。
| 国・地域 | Bitgetでの位置付け・状況 |
|---|---|
| セーシェル共和国 | 現在の本社所在地（Bitget Global Limited 登記） |
| シンガポール | Bitget創業の地で、現在もアジア拠点・技術開発拠点が存在 |
| 日本 | 日本語対応サービスを提供しているが、金融庁のライセンスは未取得 |
| ヨーロッパ（EU） | リトアニア・ポーランド・イタリア・ブルガリアなどで仮想通貨事業者登録を完了 |
| 中南米 | エルサルバドルでビットコインサービスプロバイダーライセンス取得 |
| アメリカ合衆国 | 規制上の理由でサービス対象外（米国居住者は利用不可） |
セーシェルは近年、仮想通貨事業者にとって規制が比較的寛容な地域として注目されており、Bitgetも「グローバル展開のためセーシェルに登記した」と発表しています。
一方で、欧州連合（EU）諸国ではリトアニアやポーランドといった複数の国で公式に仮想通貨事業者として登録・認可を受け、現地法に準拠したサービス提供を開始しています。
2023年5月にはポーランドの規制当局からライセンスを取得し、これでEU内7カ国での登録が完了したと報じられ、さらに2025年にはブルガリアでもライセンスを取得するなど、各国で法令順守（コンプライアンス）を強化しつつ事業を拡大しています。
日本に関しては、現時点（2025年3月）で金融庁（日本の規制当局）からの暗号資産交換業者のライセンスを取得していません。
そのため、日本居住者が利用すること自体は違法ではありませんが、「海外取引所」として自己責任で利用する形になります。
日本円の直接入金や出金には対応しておらず（P2P取引とクレジットカード入金では可能）、仮想通貨での入出金が基本です。
ただし、Bitget公式サイトやアプリは日本語に完全対応しており、チャットサポートでも日本語で問い合わせ可能です。
ビットノート編集部日本人ユーザーも多数存在し、SNS上でも情報交換が行われていますが、日本の法律による保護（資金決済法に基づく保証など）は受けられない点に留意しましょう。
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Bitgetの特徴・メリット
Bitgetの特徴・メリットは主に以下の5つです。
それぞれ、順番に見ていきましょう！
取り扱っている仮想通貨銘柄が800種類以上
Bitgetでは主要通貨からマイナー通貨まで800種類以上の仮想通貨を売買することができます。
国内取引所では扱っていないような草コインや新興プロジェクトのトークンも上場しており、通貨ペア（売買の組み合わせ）も1,000ペア以上と豊富で、アルトコイン投資家にとって非常に魅力的な取引所になっています。
デリバティブ取引に強い
Bitgetは先物（永続契約）やオプション取引などのレバレッジ取引に力を入れており、最大125倍のレバレッジで取引することが可能です。
また、逆指値注文やトレーリングストップ注文（価格変動に合わせて逆指値注文の価格を自動的に更新できる注文方法）などといった高度な注文方法、証拠金モードの切替（クロス/アイソレーテッド）といったプロ向け機能も充実しています。
Bitgetはデリバティブ取引高では世界トップクラスのシェアを誇っており、ハイリスク・ハイリターンの取引を求める上級者からも支持されています。
コピートレード機能が充実
Bitgetが提供しているサービスの中で最も有名なもののひとつが「コピートレード」です。
コピートレード機能を利用すれば、他の優秀なトレーダーの取引をワンクリックでフォローし、自分の取引口座で自動的に同じ取引を実行することができます。
先物コピートレードでは、ランキング上位のエリートトレーダーを選んでフォローするだけで、そのトレーダーと同じポジション取りを自動化することができ、初心者がプロの手法を学びつつ利益も狙える画期的な仕組みとして注目されています。
資産運用サービスが充実
Bitgetでは通常の売買以外にも、レンディングやステーキングで利息を得る「Earn」サービス、新規トークンの先行販売に参加できるローンチプールやローンチパッドなどの資産運用をサポートする機能が揃っています。
直近では独自トークンのBGB（Bitget Token）も発行しており、BGBを保有すると手数料割引や新規上場トークンの優先割当などの様々な特典があります。
スマホアプリとサイトが使いやすい
BitgetのサイトやアプリのUIは日本語を含む多言語に対応しており、操作画面も直感的で使いやすいと評判です。
初心者向けの教育コンテンツ（ブログやAcademy）も充実しており、ヘルプセンターでは基本的な使い方から専門用語集にいたるまで、日本語解説が用意されています。
ビットノート編集部さらに24時間対応のチャットサポートも利用できるため、海外取引所に不慣れな方でも安心して利用することができます。
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Bitgetの手数料体系
仮想通貨取引所を選ぶ上で手数料の安さは重要なポイントです。
Bitgetの取引手数料は世界的に見ても競争力が高い水準となっています。
参考までに、下記にBitgetの主要手数料の比較表を示します。
| サービス | 手数料（一般ユーザー） | 割引適用時の手数料 (例) |
|---|---|---|
| 現物取引（現物売買） | 0.10% （メイカー/テイカー） | 0.06% ～ 0.08% （BGB保有・VIPランクアップ時） |
| 先物取引（デリバティブ） | 0.02% （メイカー） 0.06% （テイカー） | 0.01% ～ 0.04% （VIP上位レベル時） |
| 仮想通貨の入金 | 無料（ネットワーク手数料のみ） | – |
| 仮想通貨の出金 | 銘柄ごとに定額（例：BTC出金0.0005BTC） | – |
| 日本円直接の入出金 | 非対応（代替手段：クレカ購入・P2P） | – |
Bitgetではクレジットカードによる仮想通貨購入やP2P（ユーザー間売買）にも対応しており、これを利用すれば間接的に日本円での入金・出金も可能です。
ビットノート編集部ただし、一般的にはレートや手数料が割高になる傾向があるため、国内取引所経由でXRP等をBitgetに送金する方法を使うユーザーが多いです。
Bitgetは取引コストの安さという面でも魅力的ですが、一方で「日本円を直接扱えない」「出金時にはブロックチェーン手数料がかかる」といった点は認識しておきましょう。
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Bitgetの安全性とセキュリティ対策
海外取引所を利用する際に気になるのが「資産の安全性」や「ハッキング対策」です。
その点、Bitgetはセキュリティ面で業界トップクラスの取り組みを行っており、ユーザー資産の保護のための制度も整えています。
主なセキュリティ対策
Bitgetでは「セキュリティ最優先」を掲げており、主に以下のようなセキュリティ対策を講じています。
コールドウォレットによる保管
Bitgetでは、ユーザー資産の95%以上をコールドウォレット（オフライン環境）で管理し、インターネットから隔離することでハッキングリスクを大幅に低減しています。
また、コールドウォレットからの資金移動には複数署名（マルチシグ）が必要な仕組みを採用し、単一の秘密鍵漏洩による不正流出を防止しています。
2段階認証（2FA）の必須化
Bitgetではログインや出金の際に、パスワードに加えてワンタイムコードの入力を必須化する2段階認証を実装しています。
Google AuthenticatorやSMS認証によって、不正ログインや乗っ取りを防ぐことが可能です。
ビットノート編集部ユーザー自身も必ず有効化しておくべき基本的なセキュリティ設定と言えますね！
定期的なセキュリティ監査を実施
Bitgetではホワイトハッカーやセキュリティ企業と連携した脆弱性診断・ペネトレーションテストを定期的に実施し、新たなサイバー攻撃の手法にも備えています。
また、システムのアップデート時には入念なテストを経てからリリースするなど、安全性と利便性のバランスを図った運営を行っています。
準備金の証明（Proof of Reserves）
FTX破綻以降、取引所の透明性が求められる中、Bitgetは顧客資産の100%を準備金として保有していることを証明する「証明書（監査レポート）」を定期的に公開しています。
マークルツリー（大量のデータを効率的に要約し、整合性を検証するための構造）を用いた監査で、ユーザーは自分の保有資産がBitgetのウォレットに裏付けられていることを検証することが可能です。
公式発表では常に1:1以上（100%以上）の準備金を維持しているとのことで、最新レポートではリザーブ（準備金/ユーザー資産）比率が200%台と安全域を確保していることが示されています。
万が一に備える「保護基金」によるユーザー補償
Bitgetは独自に「Protection Fund（保護基金）」と呼ばれるユーザー資産保護のための基金を設立しています。
この保護基金には総額6億ドル（約900億円）を超える資産がプールされており、万が一Bitgetがハッキング被害や予期せぬ事故でユーザーの資産を失った場合に、この基金から迅速に補償が行われる体制を整えています。
6億ドル規模の基金は他の取引所と比べても極めて大きく、Bitgetでは予想外のハッキング被害などといった「最悪の事態」に備える最後の砦として保護基金を位置付けており、ユーザーに安心感を提供しています。
ただし、基金があるからといって絶対に安全とは限らない点には注意しましょう。
補償範囲にも条件がある可能性がありますし、何より被害に遭わないようにすることが最優先です。
ビットノート編集部ユーザー自身も公式からの連絡以外のフィッシング詐欺に引っかからない、パスワード管理を徹底するなどの自己防衛策を講じることが大切です。
コンプライアンスの強化
Bitgetは世界各国でライセンス登録を進めており、コンプライアンス（規制遵守）の強化にも努めています。
特にAML（マネーロンダリング防止）やKYC（本人確認）の取り組みは年々厳格化されています。
かつては小額の取引であればKYC未完了でも利用可能でしたが、2023年9月以降、BitgetはKYC（本人確認）を全ユーザーに事実上必須化しました。
新規登録者はレベル1の本人確認（氏名・身分証明書提出）が完了しないと入金や取引ができず、既存ユーザーもKYCを完了しないと新規注文が出せなくなる措置が取られており、国際的な規制強化に対応し、透明性の高い運営を目指しています。
日本の金融庁ライセンスこそ未取得なものの、上場企業との提携やスポンサー活動を通じた信頼性向上も図っており、アルゼンチンのサッカー選手メッシ氏をブランド大使に起用したり、スペインのラ・リーガとスポンサー契約を結ぶなど、積極的なグローバルマーケティングを展開しています。
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Bitgetの評判・口コミ｜メリットとデメリットも紹介
実際にBitgetを使っているユーザーからは、どのような評価が寄せられているのでしょうか。
日本語のSNSやレビューサイト、海外の掲示板などを調査すると、Bitgetのメリット・デメリットとして以下のような点が挙げられています。
Bitgetのメリット・良い評判
まずは、Bitgetの良い評判・メリットから見ていきましょう。
取扱銘柄が豊富
圧倒的なアルトコインの取扱銘柄数により「ここでしか買えない通貨が買える」と評価されています。
新規上場の頻度も高く、将来有望なプロジェクトのトークンを早期に入手できるチャンスがあります。
手数料が安い
売買手数料が低水準で、特にデリバティブ取引のコストがほかの取引所と比較しても低く抑えられています。
「他の取引所から乗り換えたら手数料がかなり節約できた」という声もあり、ヘビーユーザーほど恩恵を実感しています。
デリバティブ取引が充実
最大の125倍レバレッジ取引や高度な注文機能に加え、仮想通貨のオプション取引まで提供している点が上級トレーダーから高評価を受けています。
「Bitget一つで先物からオプションまで網羅できるので便利」との意見もあります。
コピートレード機能が便利
初心者や副業トレーダーからはコピートレードで「プロの取引を真似できて勉強になる」、「自分で張り付けなくても利益が出せる可能性がある」と好評です。
トップトレーダーの実績が公開されており、ランキングを見ながら選べる点も親切だという声があります。
ボーナス・キャンペーンが豊富
Bitgetは新規登録者向けの入金ボーナスや手数料割引クーポン、取引大会などの各種キャンペーンを常時開催しています。
特に先物取引の取引大会では「豪華賞金が狙える」と積極的に参加するユーザーも多く、「ボーナス目的で口座開設したがそのままメイン取引所になった」という意見も見られます。
日本語対応＆UIがわかりやすい
日本語表示の質が高く、操作も直感的で「英語が苦手でも迷わず使える」と評判です。
入出金や取引手順に関する解説記事や動画も公式から提供されており、サポートの面でも安心感があるようです。
セキュリティ対策に積極的
ユーザーからは「資産証明を公開しているのが信頼できる」「6億ドルの基金保有は心強い」と、安全性への評価も上々です。
他社で発生したハッキング事故のニュースに触れ「Bitgetは大丈夫かな」と心配する声もありますが、今のところ大きなトラブル報告がないことから信頼感を持って利用しているユーザーが多い印象です。
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Bitgetのデメリット・悪い評判
次に、Bitgetの悪い評判・デメリットを紹介します。
日本の金融庁に登録されていない
最大の懸念点として「日本の金融庁に登録されていない海外取引所である」ことを指摘する声があります。
万が一トラブルがあっても日本の法律による救済が及ばないため、「全資産を置くのは怖い」、「あくまで自己責任で少額利用にとどめている」という慎重なユーザーもいます。
出金の遅延やサポート対応への不満
一部ユーザーから「出金処理に時間がかかった」、「サポートに問い合わせても返信が遅い」という不満も報告されています。
特にKYC未完了の状態で大きな額を出金しようとした際に保留となり、追加確認に時間を要したケースなどがSNSで共有されています。
もっとも、これらはセキュリティ上の手続きによるものであり、本人確認を完了し正しく操作すれば基本的に問題なく出金できるとの見方もあります。
ごくまれにシステムが不安定になるときがある
相場急変時などアクセス集中時に「注文が通りにくい」、「サイトにつながりにくい」と感じたユーザーもいるようです。
ごく稀なケースではありますが、高いボラティリティ時に約定遅延が発生したとの口コミもあり、改善を望む声がありました。
ただし、これについては他の大手取引所でも起こり得る現象であり、Bitget特有の問題というよりは業界全体の課題と言えるでしょう。
規制リスクに対する懸念
仮想通貨業界全般の問題として、各国の規制次第ではサービスが突然制限される可能性があります。
実際に2023年にはイギリスの広告規制強化に伴い、Bitgetは一時的に英国ユーザー向けのサービスを停止しました（現在は再開）。
日本でも将来的に当局が海外取引所の利用に更なる制限をかける可能性はゼロではなく、「いつか日本IPがブロックされるのでは」と心配する声も一部にはあります。
日本円の入出金が直接できない
日本円を直接Bitgetに入金する機能がないため、「初めての人にはハードルが高い」との指摘もあります。
クレジットカード購入やP2P取引などの代替手段はあるものの、手数料面で不利であり、結局は国内取引所との併用が必要になります。
ただし、この点は「海外取引所全般のデメリット」として認識しておきましょう。
Bitgetの始め方・使い方
ここからは、実際にBitgetを利用したい方向けに口座開設から基本的な取引方法までの流れを解説します。
具体的な手順を順番に確認していきましょう！
アカウント登録（無料口座開設）する
Bitgetの公式サイトにアクセスし、新規登録（サインアップ）を行います。
メールアドレスまたは電話番号で登録が可能で、手順は以下の通りです。
- 公式サイトにアクセスし、「登録」ボタンをクリックします。
- メールアドレス（または電話番号）と任意のパスワードを入力します。
- 入力したメールアドレス宛に確認コード（6桁）が送信されるので、サイト上で入力し本人確認を完了します。
※GoogleアカウントやApple IDなどでのログインにも対応していますが、基本はメール登録が無難です。
この時点でBitgetのアカウントは作成完了です。
なお、実際の画像付きで、より詳しい口座開設手順を知りたい方は、以下のBitgetの登録・口座開設方法を参考にしてみてください。
本人確認（KYC）を行う
アカウントを開設したら、本人確認（KYC）手続きを行いましょう。
現在、BitgetではKYCが必須となっており、これを完了しないと入金や取引に制限がかかります。
- レベル1（基本認証）：氏名・身分証情報の登録。運転免許証やパスポートなど政府発行のIDを提示し、顔写真を撮影して提出します。AIによる審査で通常数分～数十分ほどで承認されます。
- レベル2（住所確認）：最近発行された公共料金明細や銀行残高証明などをアップロードし、居住地を証明します。こちらは高額取引を行う場合やカード発行時に必要となりますが、通常の取引であればレベル1だけで問題ありません。
KYCレベル1が承認されると、1日あたりの出金限度が大幅に引き上がり（未認証では数百ドル相当→認証後は最大数百万ドルまで）、全てのサービスを利用できるようになります。
セキュリティと利便性向上のため、登録後は速やかにKYCを済ませておきましょう。
二段階認証（2FA）の設定
アカウントの安全性を強化するため、2段階認証（2FA）の有効化を強くおすすめします。
BitgetではGoogle Authenticatorを使ったワンタイムパスワードやSMSコード認証が利用でき、設定方法は以下の通りです。
- アカウント設定画面から「セキュリティ」→「二段階認証」を選択します。
- Google Authenticator方式を選び、表示されたQRコードを専用アプリでスキャンします。
- アプリに表示された6桁コードをサイトに入力し、設定を完了します。
以降、ログインや出金の際にはID・パスワードに加えてこの認証コードが必要になります。
ビットノート編集部多少手間は増えますが、不正アクセス防止に極めて有効なので必ず設定しておくようにしましょう。
入金方法
取引を始めるにはまず口座に資金を入れる必要があります。
Bitgetは基本的に日本円の直接入金に対応していないため、通常は別の取引所やウォレットから仮想通貨を送金します。
- 国内取引所（コインチェックやビットフライヤー等）でBTCやXRPなどの仮想通貨を購入します。
- Bitgetのサイトで「入金」メニューを開き、入金したい通貨を選択します。するとBitget側の入金アドレス（あなた専用の受取用アドレス）が表示されます。
- 先ほど購入した仮想通貨を、国内取引所からそのBitget入金アドレス宛に送金します。ネットワーク（チェーン）を選ぶ必要がある場合は、誤りがないよう注意してください。
- ブロックチェーン上で一定回数承認された後、Bitgetの口座残高に反映されます。BTCであれば30分～1時間程度、XRPなら5分ほどが目安です。
なお、クレジットカードで直接USDT等を購入する機能もBitget上にありますが、手数料やレートが不利になりがちなので、可能であれば国内取引所と併用するようにしましょう。
現物取引の方法
入金が確認できたら、いよいよ仮想通貨の取引を行うことができます。
まずは現物取引（スポット取引）の基本操作を見てみましょう。
- 上部メニューの「現物」（Spot）をクリックすると、取引画面が表示されるため、画面左側で通貨ペア（例：BTC/USDTやETH/USDTなど）を選択します。
- 画面中央にチャート、右側に注文板（オーダーブック）が表示されます。
購入したい場合は「現物買い」、売却したい場合は「現物売り」のタブを選びましょう。 - 注文タイプと数量を指定します。
初心者には成行注文（現在の市場価格で即購入）が簡単ですが、指定価格で買いたい場合は指値注文を選んで価格を入力します。数量（または購入額）も入力しましょう。 - 「購入」または「売却」ボタンを押すと注文が発注されます。
成行であれば即時約定し、指値なら指定価格に到達すると自動で約定します。 - 約定後、保有資産一覧に該当の仮想通貨が反映されます。
ビットノート編集部また、Bitgetではトレーディングビューのチャートでテクニカル指標を確認できるので、買い時・売り時の分析に活用することもできますよ。
先物取引の方法
Bitgetの目玉サービスである先物取引にも挑戦してみましょう。
先物では証拠金としてUSDTなどを担保にレバレッジを利かせた取引をすることができます。
- メニューの「先物」（Futures）から「USDT-M先物」などの希望の市場を選択します。
先物取引画面が表示され、左上で取引ペア（例：BTCUSDT無期限契約）を選ぶことができます。 - まずレバレッジ倍率を設定します。
画面右側のレバレッジ設定で好きな倍率（1～125x）を指定します。
初心者はまずは低め（例:5x以下）に抑えて取引してみるようにしましょう。 - 現物と同様に注文方法を選択し、注文します。
先物では「ロング（買い建て）」と「ショート（売り建て）」を選ぶことができ、価格と数量（もしくは証拠金額）を入力して注文を実行します。 - 注文が約定するとポジションが公開されます。
ポジションタブで現在の評価損益や清算価格（強制ロスカットされる価格）を確認することができます。 - ポジションを決済するには、反対売買（ロングなら売り、ショートなら買い）注文を出します。
成行決済ボタンを使えば即時に全決済も可能です。 - 決済が完了すると、損益分が口座残高に反映されます。
出金方法
最後に、Bitgetから出金する方法について見ていきましょう。
Bitgetから直接日本円を出金することはできないため、基本的には仮想通貨を出金→国内取引所で換金となります。
- Bitgetの口座から出金したい仮想通貨（例：XRP）を用意します。
必要なら他の通貨から交換（USDTからXRPなど）してください。 - メニューの「出金」を開き、通貨と出金ネットワークを選択します。
- ここで送り先のアドレスを入力します。
送り先は自身の国内取引所の入金アドレスや、ウォレットアドレスになります。 - 出金額を入力し、手数料（差し引かれて表示されます）を確認して、問題がなければ出金を実行します。
- セキュリティのため、メール認証や二段階認証のコードの入力が求められます。
正しく入力して出金リクエストを完了させましょう。 - ブロックチェーン上でトランザクションが承認されれば、先方のウォレットに着金します。
所要時間は通貨によります（BTCなら1時間程度、XRPなら5分など）。
ビットノート編集部初めての出金時は不安かもしれませんが、少額でテストしてみて流れを掴んでみるようにしましょう。
まとめ
Bitget（ビットゲット）は、シンガポール発で現在はセーシェルに拠点を置く海外の仮想通貨取引所です。
デリバティブ取引やコピートレードなどの独自の強みを持っており、800種類を超えるアルトコインの取り扱いや業界最安水準の手数料など、サービス面でのメリットは非常に大きく、日本の投資家にとっても魅力的な取引所と言えるでしょう。
実際、多くの日本人トレーダーがBitgetを利用しており、「使ってみたら思った以上に簡単で手放せなくなった」という声もあります。
ボーナスキャンペーンも豊富に開催されているため、この機会にぜひBitgetを利用してみましょう！
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